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ぽかり

Author:ぽかり
…最近、やりたいことが、
まるで雲間から日がさすように、ぼんやりと、
…でも輝きながら見えてきました。 

 私は、某企業のサラリーマンであり、

 鬱、自律神経失調症の克服経験がアリ、

 心理認定カウンセラーでもあり、

 母親の介護もしています。

 悩みのHPでの回答とメルマガ発行は9年
 継続中です。
 
 ☆「私のこれまでの行動にウソはなくてよ」

 …私を知るには最高の情報群です!(ブログ、FBページ) 

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DATE: CATEGORY:本の紹介
 こんばんは。 

 今回は、アンパンマン、三越の包装紙のデザーナー、
そして「手のひらに太陽を」の作詞家として
活躍され、昨年お亡くなりになった、
やなせたかし氏の本を紹介します。

 ご自身には、「すごいところがない」と
自嘲する、やなせ氏

 しかし、戦争の経験者としての考え、
機会をありがたく生かし続けて
歩まれてきた人生の中には、

とても参考にしやすい宝が
詰まっているように
感じました。

 何より、一番紙面を割かれている、
物事の二面性、多様性について。

 悪の立場での考察、アンパンマンにも
生かされている、
喜ばせたいという気持ちの原点、

 現場の大切さ、一期一会…機会の大切さ、
表現…コンテンツの膨らませ方、
 
 弱者への優しいお言葉、

 そして「正義」について。

 時には戦わなければならない…
…それは愛のためにという事も
話されています。

 こうしてまとめている中でも、
思わず胸が熱くなる
言葉が満載の本でした。

 「正義」や「悪」への考察は、
以前読んだ、藤岡弘、氏の
著書に共通しているところが
印象深く感じました。



私が正義について語るなら 

やなせたかし氏 著 ポプラ新書 780円 2013年11月出版


【やなせ氏のお考え集】

・国民を統一していくには、戦争をするのが便利という時があります。仮想敵を作っておく方が、正義として国民の心を一つにまとめることができるわけです。

・恐怖は。実はエンターテイメントです。人間は怖いことも好きで、お化け屋敷やホラー映画も好きです。

・(戦争で経験したことで)耐えられなかった事は食べるものがないということだったのですね。

・どうせこの世は夢まぼろし。今、目の前のことを楽しめればそれが幸福だと思います。

・うんと面白くしようというので、面白おかしいことばっかりすると、あんまりおかしくならないんだよね。ちょっと悲しいシーンを入れるとおかしい部分が生きて、気持ちよく笑える。

・積み木は積んだら壊して、壊したらまた積む。積み木の城は、そういう永遠のものではないという宿命をもっているんですね。

・ぼくは絵も詩も誰にでも分かるということがとても大切だと思っています。


【多様性、2面性について】

・戦争だって、両方とも光と陰があって絶対的な悪があるわけではない。

・男はみんな慎ましくて従順な女性を好きになるかというと、意外にそうでもないのですね。不思議ですが、そういうふうになっているんです。

・善人にも悪い魂はある、悪い人間にも善良な部分はある、ただ悪いやつには悪い分量が多すぎるというだけで、全部まっくろじゃない。

・ぼくらはみんな、ロールパンナと同じように良い心と悪い心をもっています。

・科学の力が良い方と悪い方の両方に使われてしまうところから「プロメテウス」と言われています。

・(芸能界)この世界は表面的にはキラキラ華やかでも、裏へまわれば非常残酷な競争社会。これはマンガ家の世界も似たようなものです。好きで入ったこの稼業、因果だけど仕方がない。

・正義を行う人は強い人かというと、そうではないですね。我々と同じ弱い人なんです。

・マンガ家になりたいと思ったらマンガばっかり見てたんじゃだめなんです。他のこともなくちゃいけない。それが自分の武器になるんだよね。

【悪への考察】

・悪いものは、いかにも悪い感じで現れるとは限りません。我々の社会は、なんであんなことで騙されるのだろうということで簡単に騙されるものなのです。

・強いライオンが弱い動物を食べているのは悪に見えるけれど、そうしないと増えすぎてバランスが崩れてしまうのですね。

・悲しいけれども悪役をやらざるを得なくなっている人もいるのです。


【表現、コンテンツの充実について】

・この世の中は、非常に長い風雪に耐えていくものと消えていくもの、ある瞬間を楽しむもの、いろいろあるんです。

・トップになると駄作を作ることができません。みんな期待して見るから、軽く気の抜いた小品を作ることができなくなるんです。

・面白さというのは、恐怖とかそういうものと紙一重のところにあります。

・大爆笑させるためにはその前に一度ホロリと泣かせないとダメです。塩味で甘さが引き立つように。

・永遠のものだったら接着剤でくっつけてキッチリしなければいけないんだけど、どうすると積み木の面白さは何もなくなっちゃう

・ステージではその場で瞬間的に分かります。ウケるか、ウケないか。どこで泣くのか笑うのか。

・ステージをビデオで撮ってみても違うんだよね。生のものがどうしても出ない、その場にいないと味わえないというものがあるんです。

【子供とは…】

・なんの先入観もなく、欲もなく、すべての権威を否定する、純真無垢な魂を持った赤ちゃんは、冷酷無比の批評家です。

・幼児は気に入らない絵本は放り投げます。絵本批評家が難しい理論を言っても通じません。好きか嫌いか、明確に判定します。

【与えること】

・怒りの気持ちになることが毎日起きています。でもぼくは多くの人を喜ばせたい。

・あんぱんまんは、自分を食べさせることによって飢える人を救います。それでも顔は、気楽そうに笑っているのです。

・人生の楽しみの中で最大最高のものは、やはり人を喜ばせることでしょう。

・すべての芸術、すべての文化は人を喜ばせたいということが原点で、喜ばせごっこをしながら原則的には愛別離苦、さよならだけの寂しげな人生をごまかしながら生きているんですね。

【弱者への思い】

・世の中のトップに立っている人は弱者のことはわからない。でもぼくは谷間を這いずり回っていたから、そういうことは分かります。

・大人になればとるに足らない些細な事も、小さな蟻にとってはちっぽけな水たまりが生命に関わるように、深く傷つき絶望してしまいます。

・寂しいから手のひらを見たりして、手のひらに懐中電灯を当てて…だから手のひらを懐中電灯にすかしてみればというのがもともとなんだけど、懐中電灯じゃ歌にならないから「手のひらを太陽に」になりました。あれは自分を励ます歌なんです。

・みんな傷つきたくないから正義なんてやらない。長いものには巻かれろと巻かれてしまうわけです。

【正義について】

・本当の正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そしてそのためにはかならず自分も傷つくものです。

・正義というのはあやふやなものだということです。正義はある日突然逆転する。

・正義のための戦いなんてどこにもないのです。

・逆転しない正義は献身と愛です。

【戦うこと、ヒーロー観】

・戦うときは友達をまきこんじゃいけない、戦う時は自分一人だと思わなくちゃいけないだということです。

・愛にはいさましさも含まれていて、勇気にはやさしさが含まれている。

・何か一つ武器を持たなくちゃいけないと思います。それも自分の好きなことで。

・普通の人でもヒーローになることはできます。誰でもなれると思いますよ。でもそれは追いつめられないと分からない。

(011)わたしが正義について語るなら (ポプラ新書)




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